2022年秋冬シーズン Charcoalから「Partial Reborn」(部分的な再生)をコンセプトにオリエンタルな手仕事の要素と機能的なワーク・スポーツウェアの要素を融合させた新ブランド” Bodocos ”(ボドコス)をスタートさせます。
Bodocos は生産の裁断過程で生まれた端切れを裂織にリサイクルしたパーツや、リユース品のパーツをアイコンにした手仕事の温もりや、物を大切に想う気持ちがどこかに感じられるエイジレスでジェンダーレスなブランドです。
本格展開は7月より順次予定していますが、それに先駆けた第1弾商品としてコンセプトに賛同いただいたスタイリスト大久保 篤志氏のブランド「The Stylist Japan」とコラボレーションしたWポケットTシャツを4月に限定先行発売します。
誠に恐れ入りますが、発売に関してはメルマガ会員様優先 先行販売になります。詳しくは各店舗にお問い合わせください。
Charcoal TOKYO 03-6432-5267 Charcoal TOKYO West 080-1176-1019
http://charcoal-ltd.co.jp
一般販売に関してはThe Stylist Japan オンラインサイトでも購入いただけます。
https://www.thestylistjapan.com/collections/all-items
~”Bodocos” ブランド名の由来~
明治末期から大正時代まで、東北の寒村では綿布の普及が充分に為されていませんでした。そのような環境下では麻布を使用した衣類が主で、貴重な綿織物は防寒や晴れ着の装飾にのみ使用していました。1枚の着物は経年とともに晴れ着から普段着に、普段着から作業着へと袖や着丈を直す工夫をして姿を変えながら大切に着られました。袖や着丈を直す過程で出る端切れも継ぎ足したり裂織にして衣類や寝具、敷布に再生して余すことなく使い切ったそうです。端切れを細かく裂いて糸状にしたものを撚り直して布状にする裂織の技法は今も継承されています。
「物にも魂が宿っている」と丁寧に扱い、長持ちさせる工夫を怠らなかった当時の人々の精神を継承して少しでも実践していくことは、これからの時代に不可欠だと考えます。当時、端切れを使ってパッチワークにした万能敷布を東北の寒村では「ボド」や「ボドコ」と呼ばれていました。「ボド」「ボドコ」を作っていた人々の物を大切にする想いや技術に敬意を表して「Bodocos」(ボドコス)と名付けました。